「九条の会・わかやま」 128号を発行(2010年4月3日付) 128号が4月3日付で発行されました。1面は、朝日新聞世論調査 「9条改憲反対」が「賛成」を大きくリード、「米軍再編」とは日本だけを新たな米戦略基地にするもの(森英樹さん講演③)、九条噺、2面は、書籍紹介『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』、憲法9条を守る和歌山弁護士の会創立5周年 中村哲氏講演会、署名 過半数を目指して「九条の会・美浜」、「和歌山中央医療生協・九条の会」第5回総会 です。 |
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朝日新聞世論調査・「9条改憲」は |
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3月24日付朝日新聞は世論調査を発表しました。憲法9条に関して、「憲法9条を変えることに賛成ですか。反対ですか」との質問には、「反対」「どちらかといえば反対」は59%、「賛成」「どちらかといえば賛成」は38%と、「9条改憲反対」が「賛成」を大きくリードしています。
「米軍再編」とは日本だけを新たな米戦略基地にするもの |
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森英樹さん講演要旨③
【九条噺】
書籍紹介 『人は愛するに足り、真心は信ずるに足る アフガンとの約束』 |
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ソ連の軍事介入とその後の内戦、かつてない異常気象による大干ばつ、そして激しいアフガン戦争の進行。アフガニスタンはいま、苛酷なまでに劣悪な生存条件に喘いでいる。パキスタン北西部およびアフガニスタン東部で1984年以来、ハンセン病治療をはじめとする医療活動を続けてきた中村医師は、医療協力だけの限界を痛感。常態化した水不足を克服すべくボランティアの協力を得て、「土建屋」として1400本の井戸を掘り、全長24キロ以上の用水路を造るなど、アフガン復興の先頭に立って邁進してきた。その結果、戦乱と大干ばつに苦しむ不毛の地は今や3000ヘクタールの緑野として蘇り、何万人もの命が救われることとなった。本書は、人々の篤い信頼と尊敬をかちえ、アフガン再建の道筋を示した日本人医師のありのままの姿を伝える。 ☆ 人として最後まで守るべきものは何か、尊ぶべきものは何か、示唆するところを汲んでいただければ幸いである。(中村 哲) 日本は、日本人はどうなってしまったのかと暗い思いになるとき、しかし中村医師とその活動を支えてきた日本人がいる、と自問自答する。いま何がなされるべきか、できるのか。若くもなく頑健な体躯の持主でもない中村医師に私は強い示唆を受けている。その仕事を支える一人でありたいと切実に思う。(澤地久枝) ☆ 2010年2月24日 第1刷発行 2010年3月25日 第4刷発行 著 者 中村哲・澤地久枝(聞き手) 発行所 岩波書店 定 価 1900円+税
憲法9条を守る和歌山弁護士の会創立5周年記念企画
署名、過半数を目指して「九条の会・美浜」
「和歌山中央医療生協・九条の会」が第5回総会 |
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2月23日、「医療生協・九条の会」は32人が参加し第5回総会を開催しました。第1部学習会は、和歌山県民の会・坂本文博氏から「新政権下の9条をめぐる動き」を学びました。第2部総会では、参加者から「いのちの山河~日本の青空Ⅱ」の上映運動、「核兵器のない世界を」国際署名の取り組み、平和夏まつりでの署名活動・機関誌「健康とくらし」の配布先での署名活動などが報告され、09年の活動報告と10年の活動方針が提案され、承認されました。 |
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(2010年4月4日入力)
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