「九条の会」全国交流集会 参加手記
6月10日に東京で開かれた「九条の会」全国交流集会に、「九条の会・わかやま」事務局スタッフの南本氏が参加し、手記を寄せてくれました。
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九条の会・全国交流集会が開催される 「九条の会・わかやま」事務局 南本
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全国各地の「九条の会」から1550人が集り、2006年6月10日(土)、日本青年館(東京・千駄ヶ谷)で「九条の会」初の全国交流集会が開催された。 まず、小森事務局長が「現在、5174の『九条の会』が結成されている。(和歌山県は61)休むことなく新しい会が結成されており、国会の特別委員会でも『九条の会』が取り上げられ、影響を与えざるを得ない状況になりつつある」と報告した。
続いて、呼びかけ人挨拶が行われ、
続いて各地・各会からの報告が行われた。 | |
続いて11の会場で分散会が行われた。筆者が参加した第9分散会では、各地の9条の会から、日常の具体的な取り組みが報告された。筆者は、過半数の世論を獲得するために、従来の枠を越えて、特に若者の力を結集する活動に注目した。
「『差別に反対』『個人の自由擁護』で若者にアピールできる」「若者に働きかけ過半数を獲得したい。そのため、『憲法9条ミュージカル』の出演者を一般公募したら、100名が集まり、2000名会場に2500名以上が集った。溢れたので、別の夜公演を行い600名が集った。若い人の要求に合うこと(ミュージカルなど)をすることが大切」「若者に『華やかに楽しく』アプローチする」「町に出ようということで、『ピースキャンドル』を30人の若者でやった。『シール投票』や、新しい企画として『ピースモザイク』(細かく切った色紙で9の字を作る)を実施する」「中学校に出かけて会員が戦争体験を話す」などの発言に注目した。 最後に「九条の会」から、「アピールに賛同し、思想・信条・政治的立場などの違いを超えた『会』を、市区町村、学区、学校や職域に、網の目のように作り、『九条を守れ』の世論を広げ、過半数世論を結集する場を作ることを呼びかける。この中で、全国数ヶ所で九条の会セミナーを開催すること、また、来年に第2回全国交流集会を開催すること」が訴えられた。 | |
(2006年6月12日入力)
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