防衛省が発足 海外活動を本務に(2007年1月9日) 防衛省が9日発足しました。閣議開催要求・予算要求など権限強化とともに海外活動を本来任務としており、憲法9条が禁じる集団的自衛権行使につながる危険なものです。中国・韓国のメディアからも警戒の声が上がっています。以下にその一端を紹介し、「朝日新聞」9日夕刊の報道記事を引用します。
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中国の「人民日報」 (2007.1.9 電子版) 「文匯報」の論評を引用する形で、「防衛省昇格は危険な趨勢」 |
韓国の「東亜日報」 (2007.1.10 電子版) 「日本『軍事大国』の看板上げる」の見出しが! |
防衛「省」が発足 海外活動、本業に 発足から52年
防衛庁が9日、「防衛省」に昇格した。1954年の発足以来、戦力不保持を定めた憲法9条との関係などから庁にとどまってきたが、半世紀余りを経て独立した省になった。自衛隊のイラク派遣などの海外活動も付随的任務から本来任務に格上げされた。安倍首相は同日午前の記念式典で、省昇格を「戦後レジーム(体制)から脱却し、新たな国造りを行うための第一歩」と位置付け、政府の憲法解釈が禁じてきた集団的自衛権行使の研究を進める考えを改めて表明した。
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(2007年1月10日入力)
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