憲法九条を守るわかやま県民の会」ニュース
NO.62 07.9.11 発行「憲法九条を守るわかやま県民の会」事務局
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9月9日行動県下で広範囲に展開
9月9日、県下各地で宣伝・署名行動をはじめ、「戦争体験を語る会」など9条を守ろうの取り組みが広範囲に行われました。署名数は5地域、17カ所で取り組まれ、2112筆集めました。
和歌山市で大規模な宣伝・署名行動 11カ所245人の行動で1326筆
午前中、10カ所の地域に別れて計182人が行動に参加。1104筆の署名を集めました。
楠見中学校区では、高教組や市教組の組合員、年金者組合、医療生協、守ろう9条紀の川市民の会、共産党支部など18人が参加。96軒訪問し100筆の署名をして頂きました。参加者は行動に先立って、「県民の会」作成の憲法リーフを短時間読み合わせ学習し、のぼり2本を掲げてマイク宣伝をしながら、6班に分かれて地域に入りました。事前にチラシを撒いていたため、待っていてくれた人などがいて話を切り出しやすかったという感想が出されています。
明和中学校区では、「自民党支持の人に、名草9条の会のビラに書いている鈴木俊男さん(元自民党県会議員)、下草達男さん(元労働基準監督署長)のお名前を言い、この人も呼びかけ人になっているというと署名に応じてくれた」「戦争らどもならん、二度といやや、孫のことが心配やといって署名してくれた」などの声が寄せられています。
「 憲法9条を守る和歌山弁護士の会」呼びかけのJR和歌山駅前宣伝に63人参加
午後1時より、JR和歌山駅前周辺には「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」の呼びかけで63名の「憲法9条を愛する人」が集まりました。この日、県民の会が作成した「9条まもろう」「署名をしよう」のカラフルなのぼり旗がデビューし、9月の風にはためきました。午前の地域行動から引き続きの参加者も多くみられ、和歌山市の共同センターが作った「SONGO9」(県民大署名のイメージ キャラクター)のパネルを持ち、通行人に目で訴えながらビラを配りました。マイクを握った弁護士は「日本が海外で戦争をできる国にしてはいけない」と力強く訴えました。また、今年原水禁世界大会に参加した若い女性は「戦争は絶対嫌です」と平和への熱い思いを語り、署名への協力を訴えました。猛暑の中での1時間行動でしたが、222筆の署名が集まりました。
「9条守ろう」は多くの人に賛同してもらえると確信 橋本・伊都地域で40人が参加
橋本・伊都地域は橋本、高野口、かつらぎの3カ所に別れて行動。計40人が行動に参加し352筆の9条署名を集めました。そのうち、かつらぎ地域では13人が6班に分かれて訪問し147筆を集めました。参加者の一人は「皆、反応よく9条を守ると言うことについて多くの人に賛同してもらえると確信しました。」と感想を述べていました。
「憲法9条守ろう」の大パネルを掲げて 粉河のスーパー前で宣伝・署名行動
那賀地域は、近々、粉河9条の会(仮称)結成予定と言うこともあり、粉河のスーパーの前で街頭宣伝行動を実施。35人が参加し、50筆の署名を集めました。通りかかった人が見てすぐわかるように、6枚の画用紙に「憲法9条を守ろう」のカラーの文字を大書きして、チラシの配布や署名を訴えました。
燦燦公園など街頭宣伝と地域訪問 海南・海草地域で23人が参加
朝8時30分から医療生協の8人が、燦燦公園で開かれていた元気市で街頭署名行動。9時には他の労組、民主団体など計23人が参加し、のぼり、ハンドマイク宣伝、チラシ配布しながら署名を訴えました。また日方地域を戸別に訪問し、街頭宣伝も含めて計378筆の9条署名を集めました。年配の人がよく署名に応じてくれるなどの感想が出されています。
「美浜9条の会」が地域署名行動
美浜9条の会は、三尾地区に15名が地域訪問署名行動に参加しました。5班に分かれて地図を見ながら一軒一軒訪問し、自作のチラシを配布して署名を訴えました。今回は8月9日の第1回行動(190筆)に続く2回目。留守が多かったが、それでも53筆集まりました。訪問先で、父が戦争にとられたことや空襲の話などの戦争体験や、北朝鮮問題、自衛隊のことなど多くの対話が出来ました。
「田辺9条の会」が戦争体験を語る会 満州での敗戦と引き揚げをテーマに
万呂コミュニテイーセンターで第6回目の「戦争体験を語る会」を開催し45人が参加。20年1月に16才で満州の飛行中隊に配属され、終戦を迎えた谷口彬夫さんと18才で満州開拓団青年義勇隊の訓練生としてハルピン郊外へ行き、昭和20年8月13日に招集された池田孝雄さんがソ連軍の猛攻撃の中で、大混乱に陥った満州での苦難の体験を語りました。
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