「守ろう9条 紀の川 市民の会」第5回憲法フェスタ
2008年12月6日、河北コミュニティーセンターで「守ろう9条 紀の川 市民の会」の第5回憲法フェスタが開催されました。子ども19人を含む約85人が参加しました。
午前10時からメイン会場とは別の部屋で絵画、絵手紙、手芸などの会員の作品展示が行なわれ、さらに別部屋では「戦争あかんT」「同U」「辺野古のたたかい」が上映されました。
メイン会場は午後1時30分に開会。オープニングとして「楠見子連れ9条の会」の面々が、子どもたちとともに、歌手・野田淳子さんが「楠見子連れ9条の会」のために作曲した歌「最初の一歩」などを歌い、拍手・喝采を得ました。
続いて、「イラクの子どもを救う会」の西谷文和さんが制作した「ジャーハダ」が上映されました。「ジャーハダ」とはアラビア語で「闘う」という意味で、生物化学兵器使用疑惑、戦争の民営化、劣化ウラン弾の被害などを告発する映像。「本物のムジャヒディーンたち」にスポットを当てた作品です。生々しい映像にショックを受ける部分もありましたが、このような悲劇に日本は絶対に手を貸してはいけない、被害を受けた人たちを支援することこそ本物の国際貢献との思いを強くする映像でした。
各地の会からの活動報告などがありました。「9条の会・きし」は池田加代子さんの『世界がもし100人の村だったら(子ども編)』を会員とお孫さん2人が朗読しました。「守ろう9条 有功・直川の会」は2年7ヶ月続いている「路地裏宣伝活動」を、ゼッケン、のぼり、ハンドマイクを持って舞台で実演しました。「憲法署名を進める楠見の会」は、既に10回実施し1683軒を訪問し743筆の署名を集めた「地域署名活動」の実施内容を報告し、代表3人が感想などを述べました。
この冬初めて雪がちらついた寒い日でしたが、また、明日からがんばろうとみんなで確認できるフェスタでした。
(守ろう9条 紀の川 市民の会/九条の会・わかやま事務局 南本勲さん寄稿・写真)
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