和歌山うたごえ九条の会 結成総会  (2008年6月29日)

 2008年6月29日午後1時半から4時まで和歌山市勤労者総合センターで、「歌える自由を未来まで」を掲げて、和歌山うたごえ九条の会結成総会が開かれ、79名が参加しました。団体加入が7団体、出席以外の加入申込が10名と報告されました。

 集まりは、参加者が声をそろえて歌う「歌い交わそう」をまじえて進み、結成総会では由井勝会長他の役員を選出。総会記念演奏(うたごえオールスターズ、生協コーラス「未来」、ソプラノ西浦晴美さん・伴奏辻恵子さん、合同混声による「かぞえうた」)と、ミニ講演(うたごえ新聞編集長 三輪純永さん)に続いて、結成宣言・運動方針採択を行いました。

 ミニ講演で三輪さんは、著書『世界をつなぐ歌「ねがい」』を紹介しつつ、広島の大州中学での平和学習から生まれた歌「ねがい」の歌詞の続きが世界各国語で作られ歌われていること、平和な世界への「ねがい」が広がっていることを語り、参加者に感動と確信を与えました。

 結成宣言は「戦争の時代、音楽は、国家権力に統制された。(中略)日本は憲法九条を持つ、平和と民主主義の国になった。音楽は今、私たちの手にある。」として、反戦のほか、核兵器廃絶、働く仲間、子どもの成長を願う、沖縄の心、自然の偉大さ、人間の尊厳…などの「平和の歌」を「憲法を守る力に」と訴えています。

 今回の結成総会では、記念演奏と「歌い交わそう」の他にも、会長挨拶と副会長の閉会挨拶も歌で行われるなど、この会らしさを演出していました。

 また、総会の来賓あいさつで「九条の会・わかやま」事務局柏原が祝辞とあわせて、「7月5日和歌山県『9条の会』交流集会で産声を聞かせてください」と参加を訴え、閉会に際して司会からも「参加しましょう」と呼びかけられました。 〔文・写真:柏原卓〕

 
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役員紹介


うたごえオールスターズ


生協コーラス「みらい」


ソプラノ 西浦晴美さん・伴奏 辻恵子さん


合同混声による「かぞえうた」


ミニ講演 うたごえ新聞編集長 三輪純永さん


歌い交わそう
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(2008年6月29日入力)
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