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[紙面]



[文字情報]

福島事故 深刻さ訴え 和歌山・広河さん講演

 チェルノブイリ要事故を長く取材して尊たフォトジャーナリストの広河隆一さん(68)が20日、和歌山市手平2丁目の和歌山ビッグ愛で、「子どもたちをどう守るか? パレスチナ・チェルノブイリ・フクシマ」の題で講演した。約100人の市民らが参加し、終了後も質問が相次いだ。広さきんが撮った写真60点も展示された。
 「憲法9条を守る和歌山弁護士の会」などが主催した。
 講演で広河さんは、チェルノブイリ事故では原発から60`以上離れた地域でも、汚染された食べ物の影響でほとんどの母親の母乳から放射性物質が検出された事例などを紹介し、被害の深刻さを強調。そして、昨年の福島の事故直後に双葉町で撮った、線量計の針が振り切れた写真を示しながら、「チェルノブイリの取材では、この線量計が振り切れることはほとんどなかった」と話し、日本でも重大な事故が起きたことを改めて訴えた。
 講演を聞いた和歌山市の女性(49)は「チェルノブイリの事故は遠くのことだと思っていたけど、今日の話で身近に感じた。私たちも、汚染されたものを口にしないなんて考えられない」と話した。  講演後の記者らの取材に広河さんは「政府や企業が言う『安全』という発表を疑ってほしい。簡単に信じないで」と話した。   (張守男)
 [朝日新聞 12.03.21]

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(2012年3月22日入力)
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