2011年9月11日、和歌山県各地で(続報)

「憲法九条を守るわかやま県民の会」の呼びかけた、「九条署名全県行動」が取り組まれました。同会ニュース131号(9月26日)に第2回特集が掲載されました。

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131号 2011.09.26発行


9月11日九条署名全県行動(続報)

 前号に続き、憲法九条を守るわかやま県民の会が呼びかけた第四回全県署名一斉行動の各地域の取り組みを紹介します。

563筆、55人参加 昨年を上回る 那賀地域

 9月11日、全県一斉署名那賀地方では岩出、粉河、打田、桃山で署名行動を、貴志川では毎年行っている「たそがれコンサート」を行いました。全体で、55名が参加し563筆が集まりました。昨年5月に一斉行動をした時よりも、人数・署名数とも上回って、成果を全員で喜んでいます。「署名行動まで少しブランクがあったので、説明しても書 いてくれるやろか」「北朝鮮問題や尖閣諸島問題があるので何と答えたらいいのだろう」など、参加者は訪問に際して少し不安はあったものの、訪問した家のほとんどは大抵わ かってくれていて、快く署名に応じてくれたり、桃山地区でははあらかじめ署名を書いてくれていた家が多かったと聞きました。これは、数日前に事前ビラと署名用紙を配布して いたということと、そのビラに地域9条の会の呼びかけ人の名前を入れていることが署名をする人に安心感を与えていることが大きな理由です。趣旨がわかってくれても署名をしてくれない人もありましたが、これはプライバシーの問題や個人情報保護法の問題が多い ように思いました。「9条の会」の知名度が確実にアップしていることに参加者みんなが確信を持つことができました。11月20日に予定している「9条まつり」も成功させたいと思います。

炎天下、34筆 会員2人増える かつらぎ九条の会

「九条の会・かつらぎ」は11日実施は出来ず、当初から計画していた「9の日」の活動として、9月9日(金)、署名行動に入りました。平日であり、労組、民主団体の参加は得られず、会員6名が参加、2名ずつ3班に別れ、かつらぎ町東西からの地図塗りつぶしの従来のやり方で実施しました。大変な炎天下、参りました。結果、総数署名34筆、入会者2名ということに終わりました。平日であったこと、一人住まいの高齢者が多いことでなかなか会えなかったこと、面接が出来た場合は断られることはなかったことなどが感想として出されました。

7個所、414筆 和歌山市署名行動

 和歌山市では9月11日、楠見、和歌浦・名草、四箇郷、高松、雑賀、新通の6地域と東地域のJR和歌山駅頭署名の計7個所で一斉9条署名行動を行いました。75人の参加で414筆の署名が集まりました。「事前ビラを配布していたので署名して待っていてくれた」「戦争の流れになると、その流れに突き進んでしまう。7.9和歌山市空襲に遭った。」「9条といわずに戦争放棄と言う方が伝わった」「憲法9条って何という方もあった」「憲法を変えて自衛力を強くしなかったら中国やロシアにばかにされるとの声もあっ た」など対話の中での様々な意見が集約されています。
 労組関係では高教組第2支部から、各地域へ分かれて計2 5人が参加しました。

お知らせ
九条センター学習会
日時 10月22日( 土)午後1時30分〜 4時
会場 和歌山市中央コミュニテイセンター
講師 安齋育朗(立命館大学名誉教授)
演題 「憲法9条、原発事故と放射能」
資料代 500円(高校生以下無料)
主催 憲法九条を守る和歌山市共同センター

憲法会議総会記念講演
日時 10月31日(月)午後6時40分〜
会場 高校会館4階ホール
講師 大前治弁護士(京橋共同法律事務所)
演題 橋下・大阪維新の会の教育破壊、首切り勝手の教育基本条例を切る(仮題)
主催 和歌山憲法会議

(お詫びと訂正)
 ニュース130号掲載の海南・海草の署名数10筆を107筆に訂正します。

      
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(2011年9月26日入力)
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