「守ろう9条 紀の川 市民の会」第8回総会 新聞報道

【紙面】



「わかやま新報」(2012.03.07付)


【文字情報】
改憲機運に危機感
守ろう9条の会 梅田さん(弁護士)が講演


紀の川北岸の和歌山市民有志でつくる「守ろう9条 紀の川 市民の会」
(代表=原通範・和歌山大学教育学部教授)は3日、同市市小路の河北
コミュニティセンターで総会を開いた。
弁護士で大阪憲法会議幹事長の梅田章二さん(61)が「知らない間に迫る
9条の危機〜これからの私たちの課題〜」をテーマに講演し、約60人が
聞き入った。

梅田さんは、昨年10月から衆参両院の憲法審査会で改憲の議論が始まった
ことや、野田内閣が昨年12月に武器輸出三原則の緩和を決定したことなど
を挙げ、「このままでは改憲の機運がつくり出されていく」と危機感をにじ
ませた。

また、世論調査では、憲法9条改正に反対の意見が多数なのに、国会は改憲
賛成派が大多数であるとの認識から、国民の声を議席に反映する選挙制度
改革が必要と述べた。

参加者には、9条改正を絶対に認めない市民レベルの運動を広げていくこと
の重要性を強調した。

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(2012年3月7日入力・文字情報追加)
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