《文字情報》
【紀伊民報 12/06付】
原爆の詩など朗読
みなべ「九条の会」
平和願う町民のつどい
みなべ「九条の会」(柳田孝二世話人代表)は4日、みなべ町芝の南部公民館で第4回「平和を願う町民のつどい」を開いた。会員ら約100人が参加した。
開会式では、柳田代表が「九条の会は2005年10月に結成して7年目だが、この間、金員の数も250人を数えるようになった。500人の会員、憲法改悪に反対する署名5千人を目指して取り組んでいきたい」とあいさつ。来賓の小谷芳正町長もこみなべ町は平和市長会議に加盟しており、町民が平和で安全な環境のもと、幸せな生活を送ることができるよう努力していきたい」と述べた。
会員の有志8人が.「にんげんをかえせ」の詩で知られる原爆詩人・峠三吉などの詩を、和歌山ギター協会会員の三浦健一さんの伴奏で朗読した他、三浦さんが「ギターで奏でる日本の愛唱歌」題して演奏をした。
「よみきかせ『九条の会』和歌山」会員の別院丁子さんは舞台朗読「大つごもり」(樋口一葉作)を披露した。
【日高新報 12/16付】
平和の尊さ再認識
みなべ「九条の会」町民のつどい
みなべ「九条の金」(柳田孝二代表)は4日、南部公民館で「第4回平和を願う町民のつどい」を催し、約80人が平和の尊さについて再認識した。
開会で柳田代表は「憲法の改正の動きが急速に強まっているが、改正させないという力が必要」とあいさつ。小谷芳正町長も「いま一度平和について学び、幸せな生活ができるように考える必要がある」と述べた。このあと会員8人で声を合わせて戦争や原爆をテーマにした詩を朗読。「序『人間を返せ』」「仮包帯所にて」「生ましめんかな」など7つの詩を読み、戦争の悲惨さを訴えた。和歌山ギター協会に所属し、演奏活動をしている三浦健一さんも「ギターで奏でる日本の愛唱歌」と題して「愛のロマンス ラ・グリマ」「人形の子守唄 落葉の精」などを披露。ひとり芝居の別院丁子さんも樋口一葉の「大つごもり」を舞台朗読の形で演じた。
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