和歌山うたごえ九条の会第5回総会と「うたう会」が開催されました。

 6月4日土曜日、プラザホープ2階多目的室が会場に午後1時30分から始まりました。
 この日は演劇鑑賞会の例会日と重なったことなどもあり、参加者は40名に届きませんでしたが、楽しい雰囲気の中で総会が始まりました。
 由井会長の挨拶の後、中北事務局長から活動報告、財政報告、今年の活動予定、役員体制がまとめて提案されました。
 今年の活動の特徴は、「16歳の旅」に始まり「16歳の旅」に終わったという感がありました。
 「16歳の旅」は、特攻隊員として戦死した美浜町の中西伸一さんを、今も慕い続けている女性が書いた手記と、中西伸一さんの実弟、小松雅也さんの話を元に生まれた和歌山発のオリジナル曲です。浜波薫の作詞を辻恵子さんが作曲、混声四部の合唱曲に仕上げました。
 「16歳の旅」は、昨年の総会で披露した後、6月に御坊で開催された県母親大会、11月、長崎で開催された日本のうたごえ祭典、今年になって、2月、母親連絡会近畿ブロック学習会、5月、ウイラブ憲法集会と、1年間を通じて歌ってきました。

 活動予定としては、まず当面7月9日の、7・9和歌山大空襲を語り継ぐ文化の集いを成功させることです。この集いの第2部では、由井勝会長指揮による合唱構成「ぞう列車がやってきた」が演奏されます。
 9月3日にはナターシャ・グジーチャリティーコンサートが開催されます。今年2月に、ゆら・山崎法律事務所から「山崎事務所35周年、由良事務所20周年、一つになって5年、何かイベントをやりたい」と相談を受けた中北は、由良弁護士が御坊に計画された使用済み核燃料貯蔵施設建設計画に反対していたことから、チェルノブイリ原発事故被災者であるナターシャさんを紹介しました。その後の福島原発事故です。計画を少し変更して、ゆら・山崎法律事務所創設5周年企画実行委員会とうたごえオールスターズの共催による、東日本震災復興チャリティーコンサートにしたものです。会場は、アバローム紀の国2階鳳凰の間、午後5時から、参加協力券3000円となります。
 10月27日には、第2部で歌ってくれたシャンソン歌手堀田さちこさんのコンサートがあります。和歌山医大病院東のレストラン「デサフィナード」が会場。
 今年5月15日に、井澤副会長が代表の童謡を歌う集いが海南の保健福祉センターで開催され、超満員の500人が集まりました。来年は、第10回になります。日は未定ですが、5月頃に開催予定です。
 その他、うたごえオールスターズのうたごえ喫茶は、6月、9月、10月、12月、2月、4月の第三土曜日に喫茶「けまり」で開催されます。
 活動計画としては、「うたごえ新聞」の普及、「うたう会」を県下各地で開催できるようにと、この2点が確認されました。
 役員体制は変わらず、新しく永井契嗣さんが事務局に入ってくれました。
 絵本作家の、まついのりこさんが特別会員として加入してくれています。まついさんから憲法九条の条文とまついさんの描いたイラスト入りの美しいクリアファイルを送っていただきました。これをジャンケンで参加者にプレゼント。全員立って、負けた人とあいこの人は座るという単純な方法でしたが、大変盛り上がった中、第1部総会を終了しました。総会の締めの挨拶は、副会長の小野原典子さんがしてくれました。

 「うたう会」は村木副会長の司会で、予定通り2時から始まりました。  まず「ふるさと」を歌い、「夏は来ぬ」、「憲法九条五月晴れ」を歌った後、特別ゲストの堀田さちこさんに登場していただきました。ノーギャラでお友達参加でしたので、ドレスはなしと思っていたのですが、さすがプロ、美しいピンクのドレスで登場してくれました。
 伴奏は、オールスターズのピアニスト、佐古雅哉。午前中のリハーサルで初めて楽譜をもらい演奏したのですが、なかなかにわか伴奏とは思えない出来で、堀田さんも喜んでいました。
 「街」「朝露」「?」「花」、4曲歌ってくれました。さすがプロ、「日だまりの声」と評される堀田さちこさんの歌声に魅了されました。(持ってきたCDもほぼ完売)
 その後は、うたごえ喫茶風にリクエストでどんどん歌いました。
 3時過ぎに、辻恵子さんの創作ピアノ曲の演奏、亡くなった友達への思いを曲にした「悲しみの雨」(確かそうだったと思います)、「思い出の道」そしてもう一曲、東日本大震災に思いを寄せた「祈り」、どれも心にしみ入る演奏でした。ピアノ演奏につづき、辻恵子さんの伴奏で辻さん作曲の「16歳の旅」を歌いました。歌い手の方が多かったのはちょっと残念でしたが…。初めて聴いた堀田さんは、「素晴らしい曲。歌い出しの『あなた』が特に素敵。これで曲に引き込まれる」と、後で感想を話してくれました。  この日、紀州九条せんべいを少し持ってきていたので、「紀州九条せんべいの歌」をうたごえオールスターズが歌いました。歌詞をプリントしていましたので、途中からみなさんいっしょに歌い盛り上がりました。
 後は最後までリクエストで歌いまくり。
 最後はもう一度「ふるさと」。ふるさとに帰りたくても帰れない福島の人たちに思いを寄せて、無伴奏で歌いました。目頭が熱くなりました。  終わりの挨拶は、井澤副会長が「里の秋」の誕生物語を紹介し、スローガンの「歌える自由を未来まで」を実践していこうと、締めてくれました。
(報告と写真:中北幸次さん)



会場の様子

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(2011年6月5日入力)
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