憲法違反の「安保法制」に反対する 7.12和歌山大集会&パレード
2015年7月12日午後3時から和歌山城西ノ丸広場で、和歌山弁護士会が主催して「憲法違反の『安保法制』に反対する 7.12和歌山大集会&パレード」が行われました。「安保法制」の衆議院強行採決の動きが急な中、何としても止めたいという気持ちで、東は橋本市・伊都郡、南は田辺市・西牟婁郡などからも多数参加し、パレードの直前4時前には2,500人の参加者が会場の広場を埋めつくし、安保闘争以来という声も出る大きな集会になりました。 開会前から幟・横断幕・ステッカーなどを準備した人々が続々と集まり、主催者が用意したステッカーを受け取る人もいました。 定刻に司会者が開会を告げ、まず和歌山弁護士会の木村義人会長が開会挨拶で「安保法制は、集団的自衛権を認める内容を含み、国会で憲法学者が自民党推薦も含めて憲法違反と述べた。政権が違憲立法しようとする時は在野の法曹は反対しなければならない。皆さんとともに安保法制を止めるためがんばりましょう」と述べました。 衆議院議員の岸本周平氏(民主)と同じく宮本岳志氏(共産)が連帯挨拶。 ついで、母親、カトリック修道女、戦争体験者、大学教員、若者、保険医協会理事長などが、それぞれの立場から「安保法制」への反対や強引な進め方への違和感などを発言し、廃案に向けてがんばろうと述べられました。 由良弁護士から参加者数2,500人と報告があり、他の大きなイベントが終わって参加する人もあるのでパレードはさらに多くなると付け加えられました。 会場内で隊列を整えて順次出発し、けやき大通りを進み、JR和歌山駅前の流れ解散地点まで行進しました。先頭からは最後尾が見えないほど長い列が延々と続きました。 全国でもこのような集会やデモが行われています。若者も立ち上がっています。世論をさらに広げて政権が勝手に強行できないようにしたいと思いました。大集会とパレードの写真の一部を紹介します。 (文・写真:柏原卓) 【写真】 ▲ 参加者を待つステージ ▲ 集まってきた人々① ▲ 集まってきた人々② ▲ 集まってきた人々③ ▲ 集まってきた人々④ ▲ 集まってきた人々⑤ ▲ 開会 ▲ 木村義人和歌山弁護士会長の開会挨拶 ▲ 国会議員挨拶(写真は宮本岳志衆院議員) ▲ 熱心に聞き入る参加者 ▲ 意見交流① 「9条ママnetキュッと」小池さん ▲ 意見交流② カトリック修道女 田村さん ▲ 意見交流③ 母の立場で 松永さん ▲ 意見交流④ 自民党員で戦争を語り継ぐ会 丹生さん ▲ 意見交流⑤ 和歌山大学教授 江利川さん ▲ 意見交流⑥ 和歌山市会社員・若者の会 西沢さん ▲ 意見交流⑦ 保険医協会理事長 龍神さん ▲ パレード出発の整列の時間にシュプレヒコールの練習 ▲ パレードへ整列① ▲ パレードへ整列② ▲ パレードへ整列③ ▲ パレードへ整列④ ▲ パレードへ整列⑤ ▲ パレードへ整列⑥ ▲ パレードへ整列⑦ ▲ パレードへ整列⑧ ▲ パレードへ整列⑨ ▲ パレードへ整列⑩ ▲ パレード① 先頭。 ▲ パレード② 後ろが見えません。 ▲ パレード 延々と続く隊列。 ▲ パレード③ 熱い一日でした。 ▲ パレード④ ランチタイムデモでも活躍している横断幕 ▲ パレード⑤ 解散地点附近。ご苦労様でした。 |