守ろう9条 紀の川 市民の会 第12回総会 開催

 2016年4月2日、和歌山市河北コミュニティーセンターで「守ろう9条 紀の川 市民の会 第12回総会」が開催され、参加者は石埼学氏(いしざき・まなぶ 龍谷大学法科大学院教授)の記念講演に熱心に聞き入りました。
 はじめに開会挨拶した原通範代表は、「戦争は民間人を殺すものに変わっており戦争は国民を守らない、戦争法廃止の2,000万署名の取り扱い分が1,400筆に達しておりさらに増やしたい、本日の話を聞いて戦争する国にしないよう、国民の先頭に立ってがんばろう」と述べられました。
 記念講演で石埼氏は3択問題など交えながら具体的に「1.憲法9条と現代の戦争、2.安保関連法批判、3.改憲をめざす安倍内閣(緊急事態法を中心に)、4.今私たちにできること―行動すること」について語られました。行動については①「憲法9条を世界に発信」として自身が関わってきた「憲法9条にノーベル平和賞を」運動を例示、②憲法16条請願権の実例である2千万人署名、③九条の会など地域での地味な活動、④選挙、などを上げられました。
 質疑で「戦争法で海外で戦死が出れば、70年間戦死者を出さなかった憲法9条にノーベル平和賞を、と言えなくなるのでは」との質問に「その通りで、そうならないようがんばる」と答えられました。(文・写真:柏原)




▲ 原通範代表あいさつ