(朝日新聞・和歌山 2020.10.19)



「憲法尊重」訴え市民団体が催し
九度山で50人参加

 市民団体「憲法9条を守る伊都・橋本連絡会」が17日、九度山町人郷の町立文化スポーツセンターで、第12回9条平和まつりを開いた。約50人が集まった。
 連絡会の植西祥司・共同代表はあいさつで、安倍晋三政権の7年8カ月を「21世紀型の富国強兵路線だった」と批判。「憲法を尊重して生活に生かしていくことに希望がある」と語った。参加者はその後、憲法共同センター(東京)が作ったDVD「9条改憲って何?」「憲法と自衛隊」を鑑賞し、9条に自衛隊を明記する改憲案や、立憲主義の考え方について学んだ。
(下地毅)