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◎開催趣意書◎


 「平和のための戦争展わかやま」は、1990年に第1回を開催して以来毎年開催を続け、今年は第20回の記念展になります。「平和のための戦争展」では「事実」を展示することを大切にし、展示を観た青年・子どもたちが、自分の考えで「戦争はぜったいだめ」と言ってくれることを願い、次の4点を取り組みの柱に開催を続けてきました。

(戦争の歴史)戦争を繰り返さないために、過去の戦争に学ぶ。
(核兵器廃絶)今なお後遺症に苦しむ人達がいる広島・長崎の原爆の悲惨さを知り「核兵器」廃絶を目指す世界の人たちの運動を知る。
(現在の戦争)戦火の下の子どもたちの実態を知り、現在の戦争を知る。
(日本国憲法)戦争放棄を高らかに謳った「日本国憲法」を知り、地球上から戦争をなくすために私たちにできることを考える。

 「平和のための戦争展」は、全国各地で開催が続けられています。共通の思いは、「戦争体験者が少なくなってきている」ということです。自らの体験に裏打ちされた、揺るぎのない思いで戦争の非道さを語ってくれる体験者の声を、どう次の世代に伝えるかが大きな課題となっています。
 私たちは、今年も「事実」を展示することに全力をあげます。
 今年の「平和のための戦争展わかやま」では

 第一に、「戦争展」開催の原点に立ち返り、「事実」を基調に、今まで続けてきた蓄積をいかした企画・展示を行います。特に今年は、和歌山大空襲を取り上げ、わかりやすい新しいパネルを作ることにしています。
 第二に、平和な世界、人間の命と人権が大切にされる社会を願って、「憲法」がよくわかる、企画・展示を行います。
 第三に、体験者の掘り起こしと、記録作業に力を入れます。
 第四に、県民への出品協力、参加協力を一層強め、中央会場での展示の充実をはかるとともに、県内各地の地域・職場などでの戦争展開催をすすめます。
 以上の開催趣旨をご理解いただき、「2009平和のための戦争展わかやま」の成功にむけて、ご賛同とご協力を心からお願いいたします。
  2009年4月
    2009平和のための戦争展わかやま実行委員会
    〈代表〉50音順
    尾添仁(わかやま市民生活協同組合 理事長)
    楠本熊一(和歌山県原爆被災者の会 会長)
    阪中重良(和歌山中央医療生活協同組合 理事長)
    武内正次(和歌山県教職員組合 執行委員長)