【文字情報】
守ろう9条 紀の川 市民の会
第14回総会
安倍首相は昨年5月3日に、「憲法9条1項・2項をそのまま残しつつ、自衛隊を明文で書き込む」「2020年を新しい憲法が施行される年にしたい」と述べました。自民党憲法改正推進本部の特別顧問で、改憲論議の中心的役割を担う高村副総裁は今年1月、「3月の党大会までに自民党条文案をまとめる。9条1項・2項を維持し、自衛隊を明記する案が『抑制的で実現可能』だ」と語っています。しかし、明記される自衛隊は安保法制=戦争法によって集団的自衛権の行使も認められる自衛隊です。その自衛隊が憲法上で認められるということは、どのようなことになってしまうのでしょうか。戦後72年間、憲法9条に守られて、戦争で一人の外国人も殺さず、一人の戦死者も出さなかった「戦争をしない国・日本」はどうなってしまうのでしょうか。
先の総選挙で改憲勢力が、改憲発議が可能な3分の2の議席を衆参両院で占めたことによって、明文改憲の危機が迫っています。憲法に「自衛隊」を明記することで何がどのように変わるのかを具体的に学び、改憲の国会発議を阻止するために、私たちは何をすればよいのかをみんなで考えたいと思います。多数のみなさまのご参加を願っています。
※総会は会員でなくても参加できます。もちろん無料です。多くの方にご参加いただきたいと願っています。
日時 2018年3月24日(土)午後2時~4時30分
場所 河北コミュニティセンター 2F 多目的ホール
和歌山市市小路192-3(TEL:073-480-3610)
南海本線「紀ノ川駅」下車徒歩3分(改札口を左折し踏切を越え180m、右側)
和歌山バス・六十谷線(川永団地⇔南海和歌山市駅)「梶取東バス停」前
◎第1部 記念講演 14:10~15:45
憲法9条が果たしてきた役割
~「自衛隊」の明記によって何が変わるのか?~
講師 三宅裕一郎 氏
三重短期大学法経科教授(憲法学)
◎第2部 総会議事 15:50~16:30
※補聴器を使用されている方がよりクリアな状態でお聞きいだけるように、会場に『磁気ループ』を設置します。使用できる補聴器は「Tモード」「MTモード」の補聴器です。
主催:守ろう9条 紀の川 市民の会 お問合せ先:073-462-0539 原 通範