【チラシ表】


【チラシ裏】



(文字情報)
【チラシ表】
5・19県民のつどい
5月の風に
We Love 憲法

野田政権の元で憲法をめぐる新たな段階に私たちはどう立ち向かうのか。
憲法の専門家、森英樹氏が現在の情勢を分析し、提言します。

5月19日(土)開場13:00 開会13:30
プラザホープ 4F 大ホール

講演
「憲法をめぐる攻防の新段階」
−橋下・維新の会と財界・米国の思惑−
森 英樹 氏

講師プロフィール
1942年、三重県出身の法学者。名古屋大学名誉教授。
専門は憲法。名古屋大学大学院法学研究科教授及び理事・副総長、
龍谷大学大学院法務研究科教授を務めた。長谷川正安氏に師事。
著書に、『憲法検証−天皇・安保・政党法』(花伝杜,90年)
『主権者はきみだ〔新版〕』(岩波書店,97年)
『これがPKOだ』(岩波書店,93年)
『検証・論理なき「政治改革」』(大月書店,93年)
『憲法のこころに耳をすます』(かもがわ出版,97年)
『国際協力と平和を考える50話』(岩波書店,04年)
『3.11と日本国憲法』共著(大月書店)など
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憲法九条を守るわかやま県民の会
和歌山市湊通り丁南1丁目1の3(名城ビル2階)
TEL 073-436-3520 FAX 073-436-3554 e-mail w-chihyo@naxnet.or.jp

【チラシ裏】
ちょっと あぶない ゼヨ!

憲法9条を敵視
 橋下氏は、ツイッターで、「平穏な生活を維持しようと思えば不断の努力が必要で、国民自身が相当な汗をかかないといけない。それを憲法9条はすっかり忘れさせる条文だ」と。問題をすり替え、戦争放棄、平和外交の憲法9条を攻撃しています。

思想調査と監視 まるで戦前の暗黒時代
 職務命令で、違法な職員調査を実施。弁護士会などの批判で中止になりました。ある高校では、「君が代」斉唱時に一人ひとりの口の動きまでチェック。橋下氏は「当然」という態度です。弁護士出身なのに、憲法や基本的人権を無視しています。

国のかたちを変える
 政治が変わらないことに、国民はイラ立っています。橋下氏は「国のかたちを変える」といっています。しかしその中身は、財界が進めてきた道州制や憲法「改正」などで、住民の福祉やくらしがもっとつぶされる方向です。

橋下維新の会と改憲派のタッグで憲法9条破壊の動きが急速に

■憲法審査会の動き
 昨年秋の臨時国会で、民主、自民、公明党などが、憲法審査会の委員の選任を強行。衆参の憲法審査会では「緊急事態」を口実とした改憲論が主張されています。憲法審査会では、「憲法改正原案の審査」ができる新たな段階に入っています。

■改憲のハードルを下げる
 民主、自民など超党派により昨年「憲法96条改正を目指す議員連盟」が発足しました。改憲の発議要件を衆参各議員の「3分の2以上」から「過半数」に変え、改憲のハードルを引き下げようとねらっています。

■民意を削る比例定数削減
 民主党政権は衆議院比例定数の80削減を強行しようとしています。そのねらいは消費税の税率アップや憲法改悪を実現するために、少数政党を排除し、国民のさまざまな声をいま以上に切り捨て、強権政治を確立することにほかなりません。

■憲法を守る世論を大きく!
 国民は憲法9条を守り、憲法が生きる社会(雇用の安定、社会保障、原発ゼロ)への転換を望んでいます。改憲を掲げる野田政権の下で、自民党が「新憲法草案」のバージョンアップ版をつくるなど新たな改憲の動きを警戒し、憲法を守る多数派世論の形成に向け、運動を広げましょう。