【参加要請文】

2011年4月4日

和歌山県下
各・9条の会の皆さまへ
「憲法を考える夕べ」へのお誘い
青年法律家協会和歌山支部
支部長 阪本康文
(送付担当者 弁護士 金原徹雄
 和歌山市三番丁6 関西電電ビル4階)

 青年法律家協会は、「憲法を擁護し、平和と民主主義および基本的人権をまもる」ことを目的として1954年に設立され、私たち和歌山支部は1967年に設立されました。
 私たちは、日本国憲法の理念を弁護士活動に活かすため、様々な活動に取り組んでまいりましたが、それとあわせて、憲法の理念について市民の皆様と一緒に考える場として、憲法記念講演会(憲法を考える夕べ)を1984年から毎年開催してきております。
 2009年9月に民主党政権が誕生した後の米軍普天間飛行場移設問題は迷走を極めています。県外移設を公約していた鳩山政権から菅政権に変わり、公約違反の県内移設を押しつけようとしています。当然のことながら、昨年の沖縄県知事選挙においても、この問題が取り上げられました。また、今年3月初め、アメリカ日本部長で元沖縄総領事のケビン・メア氏が沖縄の人について「ごまかしとゆすりの名人で怠惰だ」などという、沖縄県民の皆様を著しく侮辱する発言をしたことが明らかになりました。
 そこで、今年度は沖縄県知事選挙において健闘されました伊波洋一氏(前宜野湾市長)を講師としてお迎えし、普天間基地問題を中心に、沖縄における米軍基地の現状と様々な問題点、県民生活に及ぼしている影響、県民の願いなどについてご講演いただくこととしました。
 ところで、3月11日に発生した東北関東大震災における未曽有の被害は痛ましい限りであり、被災者、関係者の方には、心よりお見舞い申し上げます。このような中においても、憲法の平和主義を現実的、具体的に考えることは、震災からの復興とともに、将来の日本を考える上において大切なことであると思いますので、本年も「憲法を考える夕べ」にご参加いただきたく、ご案内申し上げます。

日時 2011年4月28日(木)午後6時開演
会場 和歌山勤労者福祉会館 プラザホープ 4Fホール
演題 「普天間基地と日米安保条約」
講師 伊波洋一(いはよういち)氏(前宜野湾市長)
主催 青年法律家協会和歌山支部
     連絡先 和歌山市十二番丁10 和歌山合同法律事務所
          TEL 073-433-2241
入場無料(予約不要)