「九条の会・わかやま」 165号を発行(2011年6月2日付) 165号が6月2日付で発行されました。1面は、5月の風に We Love 憲法 前宜野湾市長・伊波洋一氏が講演、非常事態と憲法 浦部法穂氏、【九条噺】、2面は、井上ひさしさん没後1年・・・「求められる言葉」への洞察 です。 | ||
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5月の風に We Love 憲法 |
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![]() (講演する伊波氏) |
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5月21日、プラザホープ(和歌山市)で「憲法九条を守るわかやま県民の会」が「5・21県民のつどい」を開催し、前宜野湾市長・伊波洋一氏が「沖縄県民の願い・憲法9条を持つ国として」と題して講演をされました。 |
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![]() (うたごえ九条の会のオープニング) |
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オープニングで、和歌山うたごえ九条の会が「憲法九条五月晴れ」「五月の風に」などの合唱を披露したあと、県民の会代表の武内正次氏が、大震災と原発事故で政治に求められているのは被災者の生活再建と復興に向けてあらゆる手立てを尽くすことなのに、民主党は5月18日の参院で自・公などと憲法審査会規程を議決した。国民が求めていない9条改憲に道を開く規程を議決したことに厳しく抗議したいと挨拶しました。 |
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![]() (武内代表の挨拶) |
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伊波氏は講演で、日本国民に真実を知らせず、米軍再編が進められている沖縄の実態を、レジメやスライドを使って次のように語られました。
非常事態と憲法 |
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東日本大震災で、非常事態に対応する仕組みの不備が震災や原発事故への対処を不十分なものにしている大きな要因だとして、非常・緊急事態に素早く対応できるように憲法を改正する必要があるという動きが見受けられる。震災や原発事故を「憲法改正」の口実にする「火事場泥棒」的発想で、数々の「想定外」に有効な対策を迅速に打ち出せない政府の対応ぶりをみていると、「非常時の緊急措置や私権制限を認めていない憲法のせいだ。だから憲法改正が必要だ」という議論も、もっともらしく聞こえるのかもしれない。
【九条噺】
井上ひさしさん没後1年・・・「求められる言葉」への洞察 |
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いま、どんな言葉が求められているのか――。3月11日以降、そう考えるたびに、東北で生まれ育ち、東北が舞台の作品を生み出してきたあの人の顔が頭に浮かぶ。存命だったら、為政者の言葉に何を思い、被災者にどんな言葉をかけただろう? 井上ひさしさんが亡くなり、この4月で1年となった。 |
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(2011年6月3日入力)
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